2024/09/01 (更新日:2024/09/01)

集中(フォーカス)

自己啓発

個人も企業も、フォーカスは失う運命にあります。

エントロピーの法則:引き出しの中は、片付けようと意識しなければ、数ヶ月で散らかっている。これは、個人だけでなく企業でも起こる。

二兎を追うのは、短期的に売上も利益も伸バスことができます。しかし、「二兎を追う戦略」は、崩壊する運命にあります。理由は、フォーカスを絞った企業が現れるからです。

ではなぜ、フォーカスを失うのか?キーワードは、「成長」です。新事業、会社の拡大、多角化が行われ、フォーカスを失います。

ビジネスを始めたときは、フォーカスして、業界やターゲットを絞り、ビジネスはうまくいきます。でも、成功してから商品を増やしたり、新事業を展開したり、客層を増やそうとして、フォーカスを失い失敗します。

人のフォーカスは、失われる運命にあるのです。

参考:フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法

90点以上のことしかしない!95点、99点と上げていく。

90点ルール:100点満点のうち、90点以上のことだけをやる。

最も厳しい基準で決めるからこそ、「これしかない」と思えることだけを選ぶことができます。

心のなかで「絶対にイエス」だと言い切れないものは、すべて「ノー」だと伝えること。

「今、なにが重要であるか?」に集中できれば、現在に集中して、目の前の問題に取り組んで、今を楽しむことができます。

ポイントは、集中する対象は、ひとつに決めこと。人は一度にひとつのことしか集中できないからです。

参考:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

第一に身につけるべき習慣は、「なされるべきこと」を考えること。「なにをやりたいか」ではなく、「なにがなされるべきか」です。

いかに利益が上がっていても、世界一位、世界二位になる価値のないものは、すぐにやめること。そうでないものは、すべて後回しにすべきであるということ。

成果をあげるには、自らが得意とすることに集中すること。手を広げすぎないこと。ひとつのことに集中すること。

参考:ドラッカー名著集1 経営者の条件

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > 集中(フォーカス)