2024/08/06 (更新日:2024/08/06)

GHQ焚書本リスト|連合國軍総司令部から没収を命ぜられた宣傳用刊行物総目録

GHQ焚書, おすすめ

  • GHQ焚書本は、戦前の日本の名著をリストアップした本といって過言ではありません。どの本も素晴らしく魂が燃える感覚を味わえる本に出会えます。日本人とは、何なのか、何を目的として生きていくべきか、それらを知って、生きる力を得られたのは、ここで紹介されている本のおかげでした。

2020年から日本はインフレで物価が上がっていくことが予想されてました。そして、10%、20%と商品の価格が上がっていきました。ちょうど、ベネズエラのハイパーインフレに関する資料を調べており、当時の住民の意見はこのように話してました。「10%、20%と徐々に商品の価格が上がっていき、あっという間に2倍、3倍になって、気づいたら商品がいくらなのか店員に聞かないと価格がわからないほど、値上がりしてました。」最後には、お金で持つことを辞め、タンスなどの雑貨に変えていたのです。

私は、この話から円を所有する量を減らして物に変えようと考えました。ゴールドは、資産保全でとても有効です。しかし、他にないものかと考えたところ、本を思いつきました。「でも、本って買った値段より落ちるよね?」と思うかもしれませんが、私は本をとても有能な資産保全だと考えてます。

本にはこのようなメリットがあります。

・本は、売ることができます。電子書籍は売れません。
・メルカリやヤフオクで10%や20%の値下げで売れます。
・円紙幣で2倍、3倍になったときに50%、70%下がるよりマシです。
・ゴールドは置いてあるだけで、本は学びを与えてくれます。
・本の学びで本代以上の収益を産むこともあります。
・5年で絶版になり購入価格以上の価値になる本もあります。

もちろん、本にもよりますが、本はゴールドと違った素晴らしい資産保全となりえます。本の中でも価格が下がりづらく、学びになるものはないかと探して出会ったのが古書でした。50年、100年以上前に書かれ、2,000円、3,000円で取引されることはあたりまえ。高ければ、数万円、数十万円の本もあります。一定数のコレクターが高値で古書を購入するところからとてもよいと考えました。

マーケティングを仕事としていたので、商人に関する古書を数十冊購入したときに運命の出会いを果たしました。2020年8月にYoutubeの広告でGHQが本を焚書したことが流れてきました。7,769冊の本がGHQによって、燃やされ一部が古書店に出回っていること。なぜ、GHQが焚書したかというと、日本人に日本精神を取り戻させないために。という言葉にとても興味が湧きました。

GHQ焚書リストとの出会い

すぐにGHQが焚書した本のリストがないかネットで調べました。正式名称は、連合國軍総司令部から没収を命ぜられた宣傳用刊行物総目録(以下、GHQ焚書リストと呼びます)であることを突き止めました。当時、原本を見つけることはできませんでしたが、復刻版を手に入れました。

連合国軍総司令部指令 没収指定図書総目録 : 連合国軍総司令部覚書

「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順」の全ページをコピーして復刻された本です。やはり、絶版になっているので、とても高値でした。また、GHQに焚書された本も1冊ずつ、Youtubeで取り上げられ、みんなの注目をあびているので、さらなる値上げが期待できました。

武士道や日本精神といった啓蒙書と呼ばれる類は、とても興味があったので、それらの本を買い集めました。1冊1万円を超える価格のものもありましたが、GHQ焚書リストであることを知らないからか、500~3,000円で入手できる本が多かったです。そして、資産保全だけではもったいないと思い、購入したことをきっかけに1冊ずつ読んでみました。すると!!!!

GHQ焚書リストの本が全く読めないw

日本は、終戦後に漢字を簡略化されました。どの本も旧漢字で書かれているので読めないのです。GHQ焚書リストの本を読むにあたって、もう一つ大きな障壁がありました。それが日本神話や偉人伝です。当時の日本は古事記、日本書紀のような日本神話や吉田松陰、平田篤胤、山鹿素行といった偉人についても学校で学んでいました。それらを知っている前提で本が書かれているので何の話か全くついていけないのです。

また、GHQ焚書リストでも皇道、かみながらの道、国体、支那、興亜といった見たこともない言葉が多かったのです。それらを1つずつ検索をかけては、Youtube動画でわかりやすく解説されているものを見ることを繰り返しました。

GHQ焚書本を購入しているとき、GHQに焚書された本のリストを紹介されている本をもう一冊見つけました。

GHQに没収された本<総目録>

この本は、「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順」を見やすく並び替えたものです。ただ、悪い点もあるので気をつけなければなりません。

良い点

  • ・リストが整えられてみやすい

悪い点

・原本から抜けているリストがある。
・タイトルや著者名の誤字がある。

旧版でもあいうえお順になってますが、同じ本が重複して紹介されてます。「GHQに没収された本」では、重複をまとめたり、「日本精神」という漢字から始まる本をまとめてリストアップするなど、旧版より見やすくなってます。

しかし、原本にリストアップされていたGHQ焚書本が「GHQに没収された本」では、よく抜けているのです。また、「佐藤堅治」が「佐藤賢治」のような著者名やタイトルの誤字が多く見られます。

ただ、とても見やすくなっていることは事実であるため、私は本購入のチェックリストでは「GHQに没収された本」を利用してます。しかし、購入前に「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順」のタイトル、著者名、発行年月日があっているか最終確認を取ってます。

図書目録 GHQの没収を免れた本

「GHQに没収された本」を購入すると、気になるのは同じところから出されている「GHQの没収を免れた本」です。GHQに没収された本と同じ年に出版され、没収されなかった本を集めたものです。「GHQに没収された本」の傾向をカテゴリー分けして、本をピックアップされてます。

「GHQの没収を免れた本」に書かれている本のタイトルをみると、なぜ没収されなかったのかがわかります。タイトルが異様に長いものが多かったり、トピック範囲が広そうな本が多いです。「GHQに没収された本」は、タイトルから購入したくなる本が多かったですが、「GHQの没収を免れた本」に紹介された本は、2,3冊しかほしくならなりませんでした。

良い点

  • ・焚書を免れた本が何かわかる

悪い点

・焚書された本も載っている

「GHQに没収された本」は、今まで何百回と開いてます。GHQ焚書本を購入するためにとても見やすくわかりやすいからです。しかし、「GHQの没収を免れた本」はあまり開くことはありません。

連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順

ここまでGHQ焚書リストの本を購入していると原本がほしくなるものです。しかし、原本はそう簡単に見つかるものではありません。昭和23年6月22日の別記文部次官通達に没収業務自体を完全に秘密に行うことが書かれています。GHQから命令を受けた文部省は、没収事務担当者に「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録」を配り、業務完了後は回収されています。

とある古書店で手違いがあり、電話で話しているとき原本があることを知り、譲り受けました。その原本が上記の写真です。現在では、国立国会図書館オンライン(コチラ)で閲覧できます。しかし、213ページはmissingとなっております。

4冊のまとめて紹介します!

①「連合国軍総司令部指令 没収指定図書総目録 : 連合国軍総司令部覚書」は、原本である「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順」の全ページをコピーした復刻です。

②「GHQに没収された本<総目録>」は、「連合国軍総司令部指令 没収指定図書総目録 : 連合国軍総司令部覚書」をわかりやすく整理された本です。

③「図書目録 GHQの没収を免れた本」は、GHQ焚書リストの本が出版された同じ年に出版され、焚書された本の傾向から同じカテゴリーの本が紹介されてます。

④「連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順」は、GHQに文部省が命令され、没収事務担当者に配布され、回収されなかった貴重な本です。

GHQ焚書リストの本のおかげで生きるエネルギーが増した!

最初のきっかけは、将来に高値で売れる本やブログで使える新しいネタや例えを得るためでした。それが1冊ずつ読んでいけば、書いてあることの素晴らしいこと!気づけば、生きるエネルギーのベースになっているのだから驚きです。我々は、「日本精神とは何か?」と聞かれても答えることができません。同じく我々の歴史である「武士道とは何か?」と聞かれても同じです。

それは、仕方がないことで我々にそれらの教育がなされなくなったからです。GHQ焚書本は、それらの重要な本のリストアップです。我々が抱く、日本の疑問を1つずつ解消していくと、自分自身の自己肯定感が上がり、強くなった感覚を味わいます。

その強さとは、日本歴史から受け継がれた強さです。今までは自分自身、たった30と数年の歴史でした。だから、ちょっとしたことで自己肯定感も持てないし、決断にゆらぎが出るのです。それが2800年以上の日本歴史を知ると、それだけの自己肯定感が得られます。今まで我々に降りかかる大きな問題であったことが、ほんの些細な出来事になるのです。

古書の世界に入ることができた!

読者がネットに慣れたことで本の質は低下しているように見えます。知識を与えて、学びになることを目的とした本ほど、理由で売れません。逆に簡単に学んだ気になれるようなことが売れます。結果、簡単に学べる本が増えます。また、本を営業ツールの1つとするために書かれます。売るために書かれた本は所詮、広告です。

簡単に学べることを目的とした読者が増えれば、販売する出版側は生き残るために合わさざるおえません。そのため、人々の学ぶことを目的に本を買っていた時代である古書は有益な確率が高いのです。古書は、字が小さく読むにもレベルが高いです。しかし、得るものが明らかに多いことも事実です。

今では、古書を普通に読めるようになりました。これは、私にとって、現代の人々とビジネスの大きな違いの一つとなってます。

日本を知ることができた!

22歳のとき、アメリカ人に日本歴史を教えてほしいと言われて、何も答えられなかったことを覚えてます。そのときは、学校で歴史をまともに勉強していなかったからだと思ってましたが、今なら起承転結、日本精神や武士道、偉人や日本神話、それらに関わる書物にまで色々なことを話せます。

私は、日本人として、これらのことができるようになるべきだと思いつつも、英語を学ぶことを後回しにすることと同じように全然やってきませんでした。ただ、身につけてわかりましたが、英語を話せるようになることとは比べ物にならないほど、日本精神は人生を変化させたと断言できます。

GHQ焚書リストと出会った悪い点は。笑

お金がかかることです。古書は、プレミア価格になることが少なくありません。また、なかなか市場に出回らずない本があったり、ネット上に1冊しか存在せず高額になることもしばしば。7,769冊もあるのですべてを揃えようとしてませんが、武士道だけでも結構な冊数があったりします。本代に毎月3~5万円ほど使っていますが、いつ揃えられる不明です。

最後に

我々は、学校の社会科でアメリカ中心とした社会を学びました。物事の側面は、両面から見ることが大切だと思います。昔の日本というのはその反対です。自由のアメリカ、和を持つ日本。教養を増やすことで人として成長できます。

GHQ焚書リストは、GHQが燃やしてまで隠したかった日本精神の名著です。やる気が出ない。無気力で1日が過ぎていく。動画やゲームで1日が潰れていく。何のため生まれてきたのか?人生の目的は何なのか?と悩んでいる日々があるなら、是非、数冊手にとって見てください。読むことに苦労があるかもしれませんが、それ以上の価値を人生にもたらしてくれます。

関連記事

関連記事はありませんでした

おすすめ記事

おすすめ記事は現在ありません

オファー記事

おすすめ記事は現在ありません

TOP> > GHQ焚書本リスト|連合國軍総司令部から没収を命ぜられた宣傳用刊行物総目録